溺れる者は藁をも掴む
溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
意味:
切羽詰まった状況では、どんなに頼りないものでもすがりつこうとする という意味のことわざ。
絶望的な状況の中で、冷静な判断ができず、かえって危険な選択をしてしまうこともある。
由来:
水に溺れた人が、頼りにならない 藁(わら) でさえ必死に掴もうとする様子から生まれた言葉。
絶体絶命のとき、人はわずかな希望にでもすがりつく心理を表している。
使い方:
「詐欺と分かっていても、借金まみれの彼はすがるしかなかった。溺れる者は藁をも掴むとはこのことだ。」
「どうしてあんな怪しい儲け話に乗ったんだ?まさに溺れる者は藁をも掴むだな。」
このことわざを使った短編小説のアイデア
① 借金取りに追われて
借金に苦しむ男が、最後の望みとして怪しい投資話に手を出し、さらに破滅していく物語。
② 逃亡者の選択
逃亡中の男が助けを求めて飛び込んだ先が、さらなる危険を生む罠だった――。
③ 恋に縋る女
恋人に捨てられた女性が、怪しい占い師にすがりついた結果、人生が思わぬ方向へ転がっていく。
ことわざから小説を執筆
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