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乙夜の覧

 乙夜の覧(いつやのらん)」は、現代の日常会話ではかなり珍しい表現です。 意味は、「忙しい立場にある人が、夜遅くになっても読書・勉学に励むこと」です。もともとは、唐の文宗皇帝が政務を終えた夜に読書した故事に由来します。 どんな場面で使える? 特に、政治家・経営者・研究者・管理職など、忙しい人が時間を作って勉強していることを称賛する場面に向いています。 例えば、 「多忙な社長が夜遅くまで経営書を読む姿は、まさに乙夜の覧である。」 「仕事が忙しいことを理由にせず、毎晩勉強する彼の姿勢は、乙夜の覧という言葉を思わせる。」 「為政者たる者、乙夜の覧を忘れず、常に学ぶ姿勢が必要だ。」 というように使えます。 要するに、「忙しくても時間を惜しまず読書・勉強する」ことを、古風・格調高く表現した言葉と考えると分かりやすいです。 なお、「乙夜」は昔の中国で夜を五つに分けたうちの第二の時間帯で、現在の午後9時~11時ごろに相当するとされています。 ことわざから小説を執筆
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犬と猿

 犬と猿(いぬとさる)」は、仲が悪く、いつもいがみ合っている二人・二者をたとえることわざです。 使い道・使い方 たとえば、職場や学校などで、顔を合わせるとすぐに口論になる二人について、 「あの二人は犬と猿みたいな関係だ。」 というように使います。 また、少しくだけた言い方なら、 「あの二人は本当に犬と猿だね。」 とも言えます。 意味としては「犬猿の仲」とほぼ同じです。「犬と猿」は、二人の仲の悪さ・相性の悪さを表すときに使う表現です。 ことわざから小説を執筆
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犬の遠吠え

 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)」は、実力や度胸がない人が、陰から威勢のいいことを言ったり、負け惜しみを言ったりすることを表すことわざです。 使い道・使い方 たとえば、本人の前では何も言えないのに、後から「あいつなんて大したことない」と悪口を言っている人について、 「本人の前では何も言えないのに、陰で文句ばかり言うなんて、まるで犬の遠吠えだね。」 のように使います。 ポイント: 「犬の遠吠え」は、単に「陰口を言う」という意味よりも、相手に直接立ち向かう力や勇気がないのに、遠くから強がっているというニュアンスがあります。 ことわざから小説を執筆
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犬も歩けば棒に当たる

 犬も歩けば棒に当たる」は、出歩いたり、何か行動を起こしたりすると、思いがけない災難に遭うことがあるという意味のことわざです。 使い道・使い方 たとえば、次のような場面で使えます。 余計なことをして災難に遭ったとき 「頼まれてもいないのに手伝いに行ったら、仕事を増やされちゃった。犬も歩けば棒に当たるだね。」 外出先で思わぬトラブルに遭ったとき 「ちょっと買い物に出ただけなのに、雨に降られて財布まで落とした。犬も歩けば棒に当たる、だな。」 積極的に行動した結果、悪いことが起きたとき 「新しいことを始めようと思って参加したイベントでトラブルに巻き込まれた。犬も歩けば棒に当たる、ということか。」 なお、現在では「犬も歩けば棒に当たる」には、**「何か行動すると、思いがけない幸運に出会うことがある」**という、反対に近い意味で使われる場合もあります。 つまり、文脈によって 「出しゃばると災難に遭う」 または 「積極的に動けば思わぬ幸運に出会う」 という2通りの解釈があります。 ことわざから小説を執筆
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命あっての物種

 「命あっての物種(いのちあってのものだね)」は、どんなことよりも命が大切で、命さえあれば何とかやり直せるという意味のことわざです。 使い道・使い方 危険なことをしようとしている人を止めたり、無理をしている人に「まず自分の命を大切にしよう」と伝えたりするときに使います。 例: 「無理して登山を続けるのはやめよう。命あっての物種だからね。」 「仕事のために体を壊してしまったら元も子もない。命あっての物種だよ。」 「今回は諦めることにした。命あっての物種だから。」 つまり、**「命が一番大事だから、危険を冒したり無理をしたりするのはやめよう」**という場面で使うことが多い表現です。 ことわざから小説を執筆
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井の中の蛙大海を知らず

 井の中の蛙大海を知らず」は、狭い世界しか知らず、広い世界があることを知らない人を表すときに使います。 使い道・使い方 たとえば、 自分の会社のやり方だけが正しいと思っている人に →「井の中の蛙大海を知らず、ということもあるから、他社のやり方も見てみよう。」 一つの学校や地域の常識だけで判断している人に →「外の世界を知らないと、井の中の蛙大海を知らずになってしまう。」 自分の経験だけで「これが普通だ」と決めつけているときに →「私も以前は井の中の蛙大海を知らずだった。」 つまり、「もっと広い世界を知ることが大切だ」という場面で使いやすいことわざです。 なお、相手に直接「あなたは井の中の蛙だ」と言うと、相手を見下しているように聞こえる場合があるので注意が必要です。 ことわざから小説を執筆
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衣鉢を伝う

 衣鉢を伝う(いはつをつたう)」は、師匠から弟子へ、学問・技術・芸術などの奥義や精神を受け継がせるという意味です。もともとは仏教で、師から弟子へ教えを伝える際の「衣」と「鉢」に由来します。 どんな場面で使う? 特に、長年培われた高度な技術や伝統を、師から後継者へ受け継ぐ場面で使うと自然です。 例えば、 伝統工芸 名人は、長年培った技を弟子に伝え、衣鉢を伝うことを使命としている。 芸術・芸能 師匠の芸風を受け継いだ彼は、まさに師の衣鉢を伝う存在である。 学問 教授の研究を若手研究者が引き継ぎ、その衣鉢を伝うことになった。 職人の世界 父から息子へ、代々続く職人の技が衣鉢を伝う形で受け継がれている。 この言葉はかなり格式のある、改まった表現なので、単に「料理の作り方を教えてもらった」のような日常的な場面には少し大げさです。 なお、似た表現に 「衣鉢を継ぐ」 があり、こちらは「弟子が師の奥義や業績を受け継ぐ」という意味で、現在はこちらのほうが使いやすい表現です。 簡単に言えば、「師匠の技・教え・精神を、後継者に受け継がせる」という場面で使う言葉です。 ことわざから小説を執筆
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