衣鉢を伝う
衣鉢を伝う(いはつをつたう)」は、師匠から弟子へ、学問・技術・芸術などの奥義や精神を受け継がせるという意味です。もともとは仏教で、師から弟子へ教えを伝える際の「衣」と「鉢」に由来します。 どんな場面で使う? 特に、長年培われた高度な技術や伝統を、師から後継者へ受け継ぐ場面で使うと自然です。 例えば、 伝統工芸 名人は、長年培った技を弟子に伝え、衣鉢を伝うことを使命としている。 芸術・芸能 師匠の芸風を受け継いだ彼は、まさに師の衣鉢を伝う存在である。 学問 教授の研究を若手研究者が引き継ぎ、その衣鉢を伝うことになった。 職人の世界 父から息子へ、代々続く職人の技が衣鉢を伝う形で受け継がれている。 この言葉はかなり格式のある、改まった表現なので、単に「料理の作り方を教えてもらった」のような日常的な場面には少し大げさです。 なお、似た表現に 「衣鉢を継ぐ」 があり、こちらは「弟子が師の奥義や業績を受け継ぐ」という意味で、現在はこちらのほうが使いやすい表現です。 簡単に言えば、「師匠の技・教え・精神を、後継者に受け継がせる」という場面で使う言葉です。 ことわざから小説を執筆
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