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燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん

 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん(や)」は、中国の『史記』に由来する故事成語です。 意味は、 「小さな人物には、大きな志や壮大な目標を理解できない。」 というたとえです。 使い道 このことわざは、自分や誰かの大きな夢や計画が周囲に理解されないときに使われます。 例1(夢を笑われたとき) 「宇宙飛行士になるなんて無理だ」と笑われたが、燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんというものだ。 例2(起業するとき) 周囲は安定した会社を辞めることに反対したが、彼は「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん」と意に介さなかった。 例3(歴史・小説風) 英雄は理解者の少ない時代にこそ、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん」と言って志を貫いた。 注意点 この言葉は**「理解できない相手を小人物扱いする」**ニュアンスがあるため、日常会話で他人に直接使うと、かなり上から目線に聞こえることがあります。 そのため、 歴史や文学の話 スピーチや文章 自分を鼓舞する場面 では自然ですが、相手に向かって 「君には燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんだよ」 と言うと、失礼に受け取られる可能性があります。 ことわざから小説を執筆
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偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず

 偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず(えんそ かわに のめども はらを みたすに すぎず)」は、 どれほど大きな富や機会があっても、人が実際に得られるものには限りがある。自分の分に応じて満足するのがよい。 という意味の故事成語です。中国の『荘子』に由来し、「もぐら(偃鼠)が大きな川で水を飲んでも、お腹いっぱい以上には飲めない」というたとえです。 使い道 このことわざは、欲張りすぎないことや身の丈に合った満足を勧める場面で使います。 ① お金や財産について 「大金持ちになっても、一人で使えるお金には限りがある。まさに『偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず』だ。」 ② 出世や地位について 「役職ばかり求めても、責任ばかり増えることもある。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずという言葉を思い出した。」 ③ 買い物について 「セールだからと何でも買っても結局使い切れない。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずだね。」 ④ 他人と比較してしまうとき 「人と比べてばかりいてもきりがない。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずというように、自分に必要な分を大切にしたい。」 使うときの注意 このことわざは、相手に対して使うと「身の程を知れ」と受け取られることがあるため、自分自身への戒めや、人生観を語る場面で使うほうが自然です。 ことわざから小説を執筆
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縁の下の力持ち

 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)」**は、人目につかないところで、周りの人や組織を支える人や、その働きをたとえることわざです。 使い道 次のような場面でよく使われます。 学校 「文化祭が成功したのは、準備を進めてくれた実行委員のみんなが縁の下の力持ちだったからだ。」 仕事 「事務スタッフは会社の縁の下の力持ちだ。」 スポーツ 「得点は少ないけれど、守備でチームを支える彼は縁の下の力持ちだ。」 家庭 「家族を支える母は、まさに縁の下の力持ちだ。」 ポイント このことわざは、表立って活躍する人ではなく、目立たない場所で支えている人をほめるときに使います。例えば、試合で一番活躍した選手を「縁の下の力持ち」と呼ぶのは、通常は適切ではありません ことわざから小説を執筆
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傍目八目

 傍目八目(おかめはちもく)」 は、 当事者よりも、第三者のほうが冷静に状況を見て、適切な判断ができること という意味のことわざです。もともとは囲碁で、対局者よりも外から見ている人のほうが局面をよく読めることに由来しています。 使い道 次のような場面で使われます。 仕事 「自分たちでは良い企画だと思っていたけれど、他部署の意見を聞いたら問題点が見つかった。傍目八目だね。」 恋愛 「友達は『その人はやめたほうがいい』と言っていたけれど、本当にその通りだった。傍目八目だった。」 勉強・スポーツ 「試合中は気づかなかったけれど、監督のアドバイスは的確だった。傍目八目ということだ。」 日常生活 「悩んでいる本人よりも、家族や友人のほうが解決策を思いつくことがある。まさに傍目八目だ。」 会話での自然な使い方 「傍目八目っていうし、一度第三者の意見を聞いてみたら?」 「やっぱり傍目八目だね。君のアドバイスのほうが正しかった。」 「当事者になると冷静さを失うから、傍目八目ということもある。」 ことわざから小説を執筆
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奥歯に物が挟まる

 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)」は、言いたいことをはっきり言わず、遠回しで歯切れの悪い話し方をすることを表す慣用句です。 使い方の例 彼の言い方は奥歯に物が挟まったようで、本音がよく分からない。 何か知っているなら、奥歯に物が挟まったような言い方をしないで、はっきり言って。 部長は奥歯に物が挟まったような説明しかしなかったので、結局どうなるのか分からなかった。 どんな場面で使う? 次のような状況で使われます。 相手が本音を隠しているように感じるとき 遠慮して言葉を濁しているとき はっきり答えず、曖昧な言い方をするとき ポイント 実際に食べ物が奥歯に挟まっているという意味ではなく、**「話し方がもどかしい」「歯切れが悪い」**という比喩です。 反対の表現としては、 歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ):遠慮せず、思ったことをはっきり言う。 単刀直入(たんとうちょくにゅう):前置きなく、要点を率直に言う。 ことわざから小説を執筆
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驕る者久しからず

 驕る者久しからず(おごるものひさしからず)」**は、 地位や成功を手にして思い上がった人は、その栄えが長くは続かず、やがて没落する。 という教訓を表すことわざです。『平家物語』の「おごれる人も久しからず」に由来しています。 使い道 成功した人や組織が、慢心や傲慢な態度を取った結果、失敗した場面で使われます。 例文 社長は成功してから社員を見下すようになり、会社は業績が悪化した。驕る者久しからずだ。 優勝した後に練習を怠ったチームは翌年すぐに負けてしまった。まさに驕る者久しからずである。 どんなに成功しても謙虚さを忘れてはいけない。驕る者久しからずという言葉があるからだ。 使うときのポイント 他人への戒めとして使うことが多いです。 自分への戒めとして「驕る者久しからずというから、謙虚でいたい」のようにも使えます。 単に成功した人ではなく、「思い上がっている人」が対象です。 ことわざから小説を執筆
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小田原評定

 小田原評定(おだわらひょうじょう)」は、いつまでも話し合いばかり続いて、なかなか結論が出ない会議や相談をたとえることわざです。戦国時代、小田原城で和戦を巡る評議が長引いたという故事に由来します。 使い道としては、次のような場面がよくあります。 会社の会議で 「3時間も会議をしているのに結論が出ない。まるで小田原評定だ。」 学校の話し合いで 「文化祭の出し物を決める話し合いが小田原評定になってしまった。」 家族の相談で 「旅行先を決めようとしているのに意見がまとまらず、小田原評定になっている。」 政治やニュースについて 「政府の議論が小田原評定になっていて、対策がなかなか決まらない。」 なお、このことわざには**「議論ばかりで決断しない」という少し批判的なニュアンス**があります。そのため、相手を直接批判する場面では使い方に注意するとよいでしょう。 ことわざから小説を執筆
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