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悪事千里を走る

 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)」は、悪い行いや悪い評判は、あっという間に世間に広まるという意味のことわざです。 どんなときに使うの? 例えば、次のような場面で使います。 - ① うそがばれてしまったとき 友達についたうそが、ほかの友達にもすぐに知られてしまった。 →「悪事千里を走るというけれど、うそはすぐに広まるものだね。」 - ② 職場で不正が発覚したとき 会社で不正をした人のことが、社内だけでなく取引先にも知れ渡った。 →「悪事千里を走るというように、不正のうわさはすぐに広まった。」 - ③ 人の悪口を言ってしまったとき 陰で言った悪口が本人の耳に入ってしまった。 →「悪事千里を走るというから、人の悪口を言うときは気をつけなければならない。」 - ④ SNSに悪いことを書き込んだとき 軽い気持ちで投稿した悪口が拡散され、大勢の人に知られてしまった。 →「悪事千里を走るというように、ネットでは悪い評判もすぐに広まる。」 使うときのポイント このことわざは、悪いことをすると、その評判は隠していても遠くまで広まってしまうという教訓を伝えるときに使います。 反対に、良い行いや良い評判については、一般に「善行は陰に隠れて伝わりにくく、悪事はすぐに広まる」という対比で説明されることもあります。 ことわざから小説を執筆
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麻の中の蓬

 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)」ということわざは、人は付き合う相手や環境によって、良くも悪くも影響を受けるという意味です。 麻はまっすぐに伸びる植物で、その中に生える蓬(よもぎ)も、麻に囲まれて育つとまっすぐ伸びるといわれることから生まれたことわざです。 どんなときに使うの? 主に、良い友人や環境に恵まれることの大切さを伝えたいときに使います。 ① 子どもが良い友達と付き合っているとき 例:「あの子は友達と一緒に勉強するようになって、ずいぶんしっかりしてきたね。麻の中の蓬だね。」 ② 職場で周囲の人から良い影響を受けているとき 例:「先輩たちが熱心に仕事をするので、後輩もよく努力するようになった。まさに麻の中の蓬だ。」 ③ 教育や子育てで、環境の大切さを伝えるとき 例:「子どもには良い手本となる人たちと接してほしい。麻の中の蓬というからね。」 使うときのポイント 良い意味で使うことが多いことわざです。 友人、学校、職場、家庭など、人が周囲から影響を受ける場面で使えます。 似た意味のことわざに「朱に交われば赤くなる」があります。こちらは、良い影響にも悪い影響にも使われます。 ことわざから小説を執筆
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頭の上の蝿も追えぬ

 頭の上の蝿も追えぬ(あたまのうえのはえもおえぬ)」は、自分の身の回りのことさえ満足にできない人を表すことわざです。 どんなときに使うの? 自分の問題を解決できない人が、他人の世話を焼いたり、他人にあれこれ口出ししたりするときに使います。 使い方の例文 - ① 自分のことができないのに、他人に口出しする人に 「自分の部屋も片づけられないのに、人の生活に文句を言うなんて、頭の上の蝿も追えぬというものだ。」 - ② 自分の問題を解決できない人に 「自分の借金も返せないのに、友達にお金を貸そうとするとは、頭の上の蝿も追えぬ人だね。」 - ③ 他人の面倒を見る余裕がない人に 「自分の仕事さえ満足にできないのだから、他人の世話をする前に、まず自分のことをしなさい。頭の上の蝿も追えぬという言葉があるだろう。」 似た意味の言葉 紺屋の白袴(こうやのしろばかま):他人のことはするのに、自分のことには手が回らない。 医者の不養生(いしゃのふようじょう):人には健康を勧める医者が、自分の健康管理を怠ること。 ことわざから小説を執筆
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悪貨は良貨を駆逐する

 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)」ということわざは、質の悪いものが広まることで、質の良いものが追い払われ、世の中には悪いものばかりが残ってしまうという意味です。 どんなときに使うの? 例えば、次のような場面で使えます。 ① 職場で 真面目に働く人よりも、仕事をサボる人や要領よく手を抜く人ばかりが評価されるようになった場合。 「あの職場は、真面目に働く人が損をして、手を抜く人ばかりが得をしている。まさに悪貨は良貨を駆逐するだね。」 ② 学校や教育の場で 勉強を頑張る生徒よりも、授業を妨害する生徒の影響が強くなり、クラス全体の学習意欲が低下してしまう場合。 「一部の生徒のふざけた態度がクラス全体に広がってしまった。悪貨は良貨を駆逐するということか。」 ③ 商売や商品の世界で 品質の良い商品を作る会社よりも、安いだけで品質の悪い商品を売る会社が市場を占めてしまう場合。 「粗悪な商品ばかりが安値で売られ、良質な商品が売れなくなってしまった。悪貨は良貨を駆逐するという現象だ。」 ④ 人間関係や組織で 誠実な人が嫌気をさして去り、ずるい人や無責任な人ばかりが組織に残るような場合。 「誠実な社員が次々と辞め、無責任な社員ばかりが残ってしまった。悪貨は良貨を駆逐するという言葉が当てはまる。」 ⑤ インターネットやSNSで 正確な情報や丁寧な議論よりも、デマや誹謗中傷、刺激的な投稿ばかりが注目される場合。 「真面目な意見よりも、過激な発言ばかりが拡散される。悪貨は良貨を駆逐するということだろう。」 このことわざを使うときのポイント 大切なのは、単に「悪いものがある」という意味ではないことです。 良いものが、悪いものの影響によって居場所を失う 悪いものが広がり、良いものが淘汰されていく その結果、全体の質が低下する ことわざから小説を執筆
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圧巻

 圧巻(あっかん)」は、ほかのものと比べて特にすばらしく、見る人や聞く人を強く感動させることを表す言葉です。 ※「圧巻」は、正確には「ことわざ」ではなく、物事のすばらしさを表す言葉です。 「圧巻」の使い道と例文 ① 景色や自然を見たとき 例文:「山の頂上から見た景色は圧巻だった。」 意味:景色がとてもすばらしく、感動した。 ② 音楽やスポーツを見たとき 例文:「最後の逆転ホームランは圧巻だった。」 意味:とても見事で、強い印象を受けた。 ③ 大きな建物や祭りを見たとき 例文:「祭りで登場した大きな山車は圧巻だった。」 意味:迫力があり、ほかのものを圧倒するほどすばらしかった。 ④ 人の技術や能力をほめるとき 例文:「職人の見事な技術は圧巻だった。」 意味:技術が非常に優れていて、感心した。 「圧巻」を使うときのポイント すばらしい、見事だ、迫力があると感じたときに使います。 景色、演技、作品、技術、スポーツなど、幅広い場面で使えます。 日常会話でも作文でも使えます。 ことわざから小説を執筆
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羹に懲りて膾を吹く

 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」は、一度失敗したり、ひどい目に遭ったりした経験から、必要以上に用心深くなることを表すことわざです。 どんなときに使うの? 例えば、次のような場面で使います。 ① 恋愛で失敗したとき 例:以前の恋人に裏切られたため、新しい恋人をなかなか信用できない。 「前の恋愛で傷ついたからといって、誰のことも信用しないのは、羹に懲りて膾を吹くようなものだ。」 ② 仕事で失敗したとき 例:一度、仕事でミスをしたため、次からは簡単な仕事でも何度も確認してしまう。 「一度の失敗を恐れて何もできなくなるのは、羹に懲りて膾を吹くというものだ。」 ③ お金で損をしたとき 例:投資で損をしたため、安全な貯金以外には一切お金を使わなくなる。 「以前、投資で損をしたからといって、すべての投資を避けるのは、羹に懲りて膾を吹くことになりかねない。」 ④ 熱い食べ物でやけどしたとき 例:熱いスープで舌をやけどしたため、冷たい料理までフーフーと吹いて冷まそうとする。 これが、ことわざのもともとのイメージです。 ことわざから小説を執筆
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後足で砂を掛ける

 後足で砂を掛ける(あとあしですなをかける)」は、お世話になった人や、助けてくれた人に対して、恩を忘れて裏切るような行動をすることを表すことわざです。 どんなときに使うの? 例えば、次のような場面で使います。 ① お世話になった人を裏切ったとき 仕事を教えてくれた先輩の悪口を、陰で言いふらす。 助けてもらった友人を、困ったときに見捨てる。 例文: 「ずっと面倒を見てくれた先輩を裏切るなんて、後足で砂を掛けるようなものだ。」 ② 恩を受けた相手に迷惑をかけたとき 親切にしてくれた人に、かえって損害を与える。 自分を引き立ててくれた上司の信用を裏切る。 例文: 「会社に育ててもらったのに、機密情報を持ち出すなんて、後足で砂を掛ける行為だ。」 ③ 去り際に相手を傷つけたとき 退職するときに、これまでお世話になった会社や同僚を悪く言う。 別れた相手に、最後にひどい仕打ちをする。 例文: 「お世話になった人たちの悪口を言って辞めるのは、後足で砂を掛けるようなものだ。」 由来と意味 馬などが立ち去るときに、後ろ足で砂を蹴り上げる様子から生まれた表現です。転じて、世話になった人に恩返しをするどころか、迷惑をかけたり、裏切ったりすることを意味します。 ことわざから小説を執筆
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