鬼が出るか蛇が出るか

 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)

意味:

「この先何が起こるかわからない、不安や期待が入り混じった状況」を意味することわざ。

鬼のような恐ろしいものが出るか、蛇のような不気味なものが出るか、どちらにしても予測がつかず、どう転ぶかわからない場面で使われる。


由来:

昔の人々は、未知の状況や結果が分からないことを「鬼」や「蛇」といった神秘的で恐ろしいものにたとえた。

このことわざは、「どちらに転んでも安心できない」「結果がどうなるかわからない」ことを表している。


使い方:

「この投資、大成功するかもしれないし、大損するかもしれない。鬼が出るか蛇が出るかだな。」

「新しい上司が来るらしいけど、厳しい人なのか優しい人なのか……鬼が出るか蛇が出るかだね。」

このことわざを使った短編小説のアイデア

① 一か八かの賭け

とあるギャンブラーが人生を賭けた最後の勝負に挑む。しかし、その勝負の結果は「鬼が出るか蛇が出るか」……果たして、彼の運命は?


② 異世界の扉

ある村に伝わる「決して開けてはいけない扉」。開けた者は、「鬼が出るか蛇が出るか」と言われるが、誰もその真相を知らない。ある日、好奇心旺盛な少年が扉を開けてしまう――。


③ 会社の大プロジェクト

ある会社が画期的な新製品を開発。しかし、それが市場で成功するのか、大失敗するのか、誰にも分からない。社員たちは不安と期待の中で、その行方を見守る。



ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #会社 

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