危ない橋を渡る

 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)

意味

危険を承知で思い切った行動を取ること。

橋が壊れそうで落ちる危険があると分かっていながら、

それでもなお渡ろうとする行動から転じて、

成功や利益を狙って、あえてリスクを冒すことを意味します。


ニュアンス

主に 大胆・無謀・賭けに出る という文脈で使われる


勇気ある行動とも、軽率な判断とも受け取れる場合あり


結果がどうなるか分からない、危うい挑戦に対する評価


類似表現

背水の陣を敷く


命知らずの挑戦


一か八か


危険を承知で踏み出す


ハイリスク・ハイリターン


使用例

「その発言はまずいぞ。危ない橋を渡るようなもんだ」


「今回の交渉、相手が怒れば契約破棄だ。完全に危ない橋を渡ってるな」


「彼の起業は無謀だった。でもあえて危ない橋を渡って夢を掴んだ」


小説アイデア

タイトル:『渡橋(ときょう)』


主人公・真咲は銀行マン。

社内の不正に気づき、告発か沈黙かの選択に追い込まれる。

告発すれば自分のキャリアも家族も危うい。

黙っていれば、罪に加担することになる。

周囲は口をつぐみ、彼女だけが“危ない橋”を渡る決断を迫られる。

そして真咲は一通の封書を、内部告発窓口に送る──。

**「自分の正義に足場はあるのか」**を問う社会派ヒューマンドラマ。





ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 

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