風前の灯し火

 風前の灯し火(ふうぜんのともしび)」は、

非常に危うく、今にも消えそうな状況や命運をたとえることわざです。

風の前に置かれた灯火のように、少しの刺激や変化でも消えてしまう様子からきています。


■ 意味

危機的で長く持ちそうにない状態。


生命や立場が今にも尽きようとしていること。


■ 使い方・使い道

命が危険にさらされている場面

 - 大怪我を負い、命は風前の灯し火だった。

 - 老衰で、祖父の命はまさに風前の灯し火だった。


組織や立場が存続の危機にある場面

 - 赤字続きで、会社の経営は風前の灯し火の状態だ。

 - 地元の老舗商店は、風前の灯し火のような状況に追い込まれている。


試合や勝負で追い詰められている場面

 - 延長戦残り1分、チームの勝利は風前の灯し火だった。

 - リードを奪われ、優勝の夢は風前の灯し火だ。




ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 




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