臍が茶を沸かす

 臍が茶を沸かす(へそがちゃをわかす)」は、

とてもおかしくてたまらず、思わず笑ってしまうようなことを表すことわざです。

現代風に言えば、「笑いが止まらない」「おかしすぎて腹がよじれる」といったニュアンスです。


■ 意味

ばかばかしさやあまりにも滑稽なことに対して、

「そんなことを言うなんて、もう笑いすぎてへそで茶が沸くよ」という強調された表現。


「臍で茶を沸かす」とも言い、「臍が〜」はやや口語的な形。


■ 使い道・例文

人の言動があまりに馬鹿げていて笑えるときに使う

 - 彼、自分は天才だって真顔で言ってたよ。臍が茶を沸かすとはこのこと。

 - あの政治家の言い訳、臍が茶を沸かすわ。


信じられないほどふざけた話や嘘を皮肉る

 - そんな理屈が通るなら、臍が茶を沸かすよ。

 - まだ本気で宇宙人にさらわれたって言ってるの?臍が茶を沸かす話だね。


冗談っぽく、仲間内の失敗や言い間違いを笑いながら指摘

 - プレゼンで「トイレ産業」と言い間違えたって?臍が茶を沸かすわ!


■ 類似表現

腹を抱えて笑う


笑いが止まらない


爆笑ものだ


■ 注意点

このことわざは強い嘲笑や皮肉を含むことが多いです。

特に目上の人や、繊細な場面では使いにくく、友人との軽口や、批評・風刺的な文脈に向いています。

使いすぎると「見下している」と受け取られることもあるため、ユーモアと悪意の境界に注意が必要です。





ことわざから小説を執筆
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