泣いて馬謖を斬る
泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)」は、
私情を捨てて、厳正な判断や規律に従わなければならないときに使う ことわざです。
三国志の故事に由来し、蜀の名将・諸葛亮(しょかつりょう)が、
愛弟子の馬謖(ばしょく)が命令に背いて敗戦したため、涙を流しながらも軍律を守るために処刑したという話から来ています。
■ 意味
感情や人情を抑えてでも、公正・公的な立場から厳しい処置を下すこと。
「情よりも道理を取る」判断を表します。
■ 使い道の例文
会社での判断において
部下はよく頑張っていたが、重大なミスを隠した以上、処分せざるを得ない。泣いて馬謖を斬る思いだ。
教師や指導者の立場で
教え子を大会から外すのは辛いが、規則を破った以上、泣いて馬謖を斬るしかない。
政治や組織の決断で
信頼していた側近を更迭するのは苦渋の決断だ。まさに泣いて馬謖を斬る。
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