泥棒を見て縄を綯う

 泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)」は、

事が起きてから慌てて準備をする愚かさ をたとえたことわざです。


■ 意味


泥棒を捕まえるための縄を、

実際に泥棒を見てから慌てて作り始めるようでは遅すぎる、というたとえです。

つまり、

「準備や対策は事前にしておくべきで、後になってからでは間に合わない」

という教訓を表しています。


■ 使い道の例文


仕事の段取りに対して


「締め切り直前になって資料を作り始めるなんて、泥棒を見て縄を綯うようなものだ。」


災害や防犯の備えについて


「地震が起きてから非常食を買いに走るなんて、泥棒を見て縄を綯うだよ。」


トラブル対応の反省として


「問題が起きてからルールを作るのでは、泥棒を見て縄を綯うような対応だ。」





ことわざから小説を執筆
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