国破れて山河あり
国破れて山河あり(くにやぶれてさんがあり)
意味
国が滅びても山や川といった自然は変わらずそこにあるという意味で、栄枯盛衰や無常観を象徴する言葉です。唐の詩人・杜甫の詩「春望」の一節から来ています。このことわざは、歴史の移り変わりや人間の無力さとともに、自然の永続性を対比的に語っています。
例え
戦乱で都市が破壊され、人々が去ったとしても、そこに流れる川や立つ山々は何事もなかったかのように在り続ける。人間の営みの儚さを思い起こさせる情景。
使用例
大地震が町を襲い、多くの家屋が倒壊したが、丘や森は変わらぬ姿でそこにあり、自然の不変を感じさせた。
歴史を振り返れば、「国破れて山河あり」と思わざるを得ないような多くの戦いが繰り返されてきた。
教訓
無常の中にも変わらないものがあることを知り、それを見つめながら新たな始まりを模索せよ。
ことわざから小説を執筆 #田記正規 #読み方 #会社
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