帯に短し襷に長し

 帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)

意味:

「中途半端でどちらの用途にも使えず、役に立たないこと」を表すことわざ。


由来:

帯(着物を締めるための布)としては短く、襷(たすき)(袖をたくし上げるための紐)としては長すぎる。

つまり、どちらの用途にも適さず、使い道がないことを示している。

仕事や人材、道具などが「どの場面にもフィットしない」ときにも使われる。

使い方:

「このジャケット、カジュアルにもフォーマルにも合わないな。まさに帯に短し襷に長しだ。」

「あの新人、営業には向かないし、事務作業も苦手だし……帯に短し襷に長しだな。」

このことわざを使った短編小説のアイデア

 ① どこにも馴染めない男

転職を繰り返すも、どこへ行っても「中途半端」と言われる男が、自分の適性を見つけるまでの物語。


 ② 使えないバッグ

プレゼントされた高級バッグが、どんな場面にも合わず、持ち主を困らせるコメディ風の話。


③ 役に立たない俳優

演技力はそこそこ、ルックスもそこそこ……「どこにもハマらない」と言われ続ける俳優が、意外なチャンスを掴む話。



ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #会社 

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