一難去ってまた一難

 一難去ってまた一難(いちなん さって またいちなん)

意味:

「ひとつの災難や困難を乗り越えたと思ったら、またすぐ次の災難がやってくる」

つまり、トラブル続きで心が休まらない状態を表すことわざです。


解説:

「一難」=ひとつの困難・災い


「去って」=それが終わったと思ったら


「また一難」=すぐさま次の困難がやってくる


人生や仕事、恋愛、育児…あらゆる場面で「なんで次から次へと!?」というとき、つい口にしたくなる一言ですね。


使い方(例):

「ようやく転職決まったと思ったら、今度は親が倒れて…ほんと一難去ってまた一難だよ」


「小説の主人公が次々トラブルに巻き込まれてて、一難去ってまた一難状態だね」


「やっと風邪が治ったのに、今度は歯が痛くて…もう一難去ってまた一難」


短編小説アイデア:「災難カレンダー」

あらすじ:

フリーライターの千紗は、厄年が近づく中、

仕事でミス → スマホ水没 → 謎の高熱 → 彼氏が急に音信不通…

と“災難コンボ”のフルコースを味わっていた。


「これはもう、神に嫌われてるとしか思えない」


でもある日、道端で拾った猫との出会いから、

彼女の運命は少しずつ好転しはじめる。

次々と起きる“試練”の中に、ほんの小さな“幸運”の芽が混ざっていた。


「一難去ってまた一難?

でも、それはたぶん、人生が止まってないってことだ」


コント風に:

A「お、ようやく終わったなこのプロジェクト!」

B「そうだな!…あ、こっちの案件トラブってるって」

A「……一難去ってまた一難かよ!!!」


ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 

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