身から出た錆

 身から出た錆(みからでたさび)」**は、

自分の悪い行いが原因で、自分に災いが降りかかることを表すことわざです。


■ 意味

「身」とは自分自身、「錆」は刀につくサビのような害のこと。

つまり、


自分のしたことが原因で、自分が苦しむはめになる

自業自得


という意味になります。


■ 使い方の例文

借金を重ねて破産したのは、彼自身の身から出た錆だ。


信頼を裏切った結果、誰にも相手にされなくなった。身から出た錆だろう。


怠けていたから試験に落ちた。これはもう、身から出た錆としか言いようがない。


■ よく使う場面

悪事や失敗の責任を本人が負うとき


過去の行動のツケがまわってきたとき


同情ではなく、当然の報いとして指摘したいとき


■ 類似表現

自業自得


因果応報


蒔かぬ種は生えぬ(逆の意味で、行動したからこその結果)


自縄自縛(じじょうじばく)


■ 注意点

基本的にネガティブな意味で使う


他人に対して言うときは、冷たく響く場合があるので注意

 (例:「それは身から出た錆だよ」と言うと突き放す感じになる)






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