目から鼻へ抜ける

 目から鼻へ抜ける(めからはなへぬける)」**は、

非常に賢く、機転が利く人をたとえて言うことわざです。


■ 意味

目と鼻は近い場所にあることから、


◎ 物事の理解や判断がすばやく、鋭い

◎ 賢くて、機転が利き、要領もいい


といった、頭の回転の速さを表現する言い回しです。


■ 使い方の例文

「あの子は目から鼻へ抜けるような子で、説明しなくてもすぐに理解してくれる」


「彼女は本当に目から鼻へ抜けるタイプ。初対面でも相手の意図を見抜くよ」


「あの営業マンは目から鼻へ抜けるような切れ者だよ。気をつけた方がいい」


■ 使う場面のポイント

頭のいい人を褒めるとき


場の空気や他人の意図を即座に読み取るような人に対して


子どもや部下の理解力・判断力を評価したいとき


■ 類似のことわざ・表現

「頭の回転が速い」


「機を見るに敏」


「察しがいい」


「一を聞いて十を知る」


■ 注意点

少し俗っぽい表現なので、フォーマルな場では「賢い」「頭の回転が速い」と言い換えるとよいです。


場合によっては皮肉や嫌味に取られることもあるので、トーンに注意。






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