眉に火が付く

 眉に火が付く(まゆにひがつく)」**ということわざは、

非常に差し迫った危機が目前にあることのたとえです。


■ 意味

「眉に火が付く」とは、顔の中でも特に目の上、つまり眉毛に火がつくということで、

非常に近くて逃れようのない危機が、今まさに目前に迫っている状態をあらわします。

転じて、「一刻の猶予もない差し迫った危険や状況」という意味になります。


■ 使い方の例文

財政難で、もう眉に火が付くような状況だ。


締め切りが明日で、眉に火が付く思いで仕上げている。


戦争が始まりそうで、眉に火が付く事態となっている。


■ よく使う場面

もう待ったなしの状況にあるとき


危機や困難がすぐそこまで来ているとき


対処を急がないと手遅れになりそうな場面での警告


■ 類似のことわざ・表現

火の車(家計や経営が非常に苦しい状態)


危機一髪(きわどい危機)


背水の陣(後がない覚悟で臨む)


燃えさかるような(直接的な火のイメージを使う比喩)


■ 注意点

「眉に火が付く」はやや古風で文語的な響きもあるため、

会話では比喩として文学的・強調表現に使われることが多いです。

日常会話では「切羽詰まってる」や「もうヤバい」などの俗語に置き換えられることもあります。




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