武士は食わねど高楊枝

 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)」は、

たとえ貧しくても、表面上は気位を保ち、みすぼらしい様子を見せないことを表すことわざです。


■ 意味

お腹が空いていても、あたかも満腹であるかのように楊枝を使う武士の姿から、

内心の困窮を表に出さず、体面や誇りを守る様子をたとえています。


■ 使い方・使い道

貧しくても気品を保つ場面

 - 彼は給料が安くても、いつも立派なスーツで出勤している。まさに武士は食わねど高楊枝だ。

 - 家計は苦しいが、人前ではいつも笑顔で振る舞う。武士は食わねど高楊枝の精神だね。


見栄を張っている場面

 - 実は借金だらけなのに、高級車で通勤するとは…武士は食わねど高楊枝だ。

 - 食費を削ってまでブランド品を買うなんて、武士は食わねど高楊枝だよ。


誇りやプライドを優先する場面

 - 援助を受ければ楽になるのに、絶対に首を縦に振らない。武士は食わねど高楊枝だ。

 - 困っていても人に頼らないのは、武士は食わねど高楊枝の気質だな。





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