女房は変えるほど悪くなる

 女房は変えるほど悪くなる(にょうぼうはかえるほどわるくなる)」は、

妻を替えれば替えるほど、前よりも悪い相手になるというたとえです。

転じて、同じものを何度も取り替えると、かえって悪くなることが多い という意味で使われます。


やや古風で、現代ではジェンダー的に使いづらい表現ですが、比喩としては「何度も変えても結局良くならない」という一般的な教訓に広げて使えます。


■ 使い道の例

道具や持ち物について

「スマホを次々と新機種に替えてるけど、結局どれも使いづらいって文句ばかり。女房は替えるほど悪くなるってやつだね。」


人材やメンバー交代の場面

「チームリーダーを何度も替えたけど状況は改善しない。まさに女房は替えるほど悪くなるだな。」


趣味や選択肢の“迷走”を指摘するとき

「釣り竿を買い替えまくってるけど、釣果はむしろ落ちてる。女房は替えるほど悪くなるって言うだろ。」


このことわざはそのままでは少し皮肉が強いので、現代なら 「何度も変えれば良くなるとは限らない」 という含意で使うのが自然です。





ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 




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