喉元過ぎれば熱さを忘れる

 喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)」は、

苦しいことやつらい経験も、過ぎてしまえばその大変さをすぐに忘れてしまう という意味のことわざです。

人の忘れっぽさや、同じ失敗を繰り返す愚かさを表すときに使われます。


■ 使い道の例

病気や苦難を忘れる場面

 「彼は入院中は健康の大切さを口にしていたのに、退院したらもう暴飲暴食。喉元過ぎれば熱さを忘れるだね。」


失敗を繰り返すとき

 「借金で苦労したのに、また浪費を始めるなんて、喉元過ぎれば熱さを忘れるだよ。」


人の性質を皮肉るとき

 「大騒ぎしていた問題も解決した途端、誰も振り返らない。喉元過ぎれば熱さを忘れるってやつだな。」


このことわざは、「人間はつらさをすぐ忘れてしまうものだ」という批判や皮肉を込めて使うのが一般的です。




ことわざから小説を執筆
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