斗南の一人

 斗南の一人(となのいちにん)」ということわざは、

世に知られるほどの優れた人物、または 多くの中で最もすぐれた人 を指します。

つまり、「天下に名を轟かせるほどの人物」という誉め言葉です。


使い方の例


優れた人物を称えるとき

 「彼は学問の世界では斗南の一人と言われている。」

 (=その分野で群を抜いた存在だ)


偉人や英雄をたたえるとき

 「その武将はまさに斗南の一人、天下無双の勇者であった。」


比喩的に才能を強調するとき

 「彼女の筆の力は斗南の一人に数えられる。」


語源・解説


「斗南」とは、「北斗星の南」、つまり 天下・全世界 を意味します。

「斗南の一人」とは、「天下の中でただ一人」「世に比類なき人」という意味。

古代中国の故事に由来し、後に日本でも 比類なき才能・人望を持つ人 を指す言葉として使われました。




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