無い袖は振れない

 無い袖は振れない(ないそではふれない)」は、

持っていないものは出しようがない、できないことはどうにもならない という意味のことわざです。


■ 意味


経済的・能力的・状況的に「できないものはできない」と、

現実を受け入れる ときに使われます。

「限界を認める」「無理を言われても応じられない」というニュアンスを含みます。


■ 使い道の例文


お金の話で


「そんな高いお金、今すぐ払えって言われても無い袖は振れないよ。」


能力や時間の限界を示すとき


「一人で三つの仕事を同時にこなせなんて、無い袖は振れないってもんだ。」


頼まれても断らざるを得ない場面で


「助けたい気持ちはあるけど、こっちにも余裕がない。無い袖は振れないんだ。」




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