豆腐に鎹

 豆腐に鎹(とうふにかすがい)」ということわざは、

手応えがない・効果がない・何の役にも立たないことのたとえです。


意味の解説


「鎹(かすがい)」とは、木材と木材をつなぎ留めるための金具のこと。

しかし、柔らかい豆腐に鎹を打とうとしても、当然ながらすぐ崩れてしまい、全く意味がないですよね。


この情景から、


どんなに働きかけても反応がなく、効果が上がらないこと

無駄な努力・手応えのないやり取り

を表す言葉になりました。


使い方の例文


「いくら説得しても豆腐に鎹で、全然聞く耳を持たない。」


「彼に注意しても豆腐に鎹だ。何度言っても同じミスをする。」


「息子に勉強しろと言っても豆腐に鎹のようなものだ。」


「話し合いをしても豆腐に鎹で、意見が通じない。」


使う場面


このことわざは、

 話がまったく通じない相手に対して

 努力や忠告が無駄に終わるとき

 反応が鈍く、効果が見えないとき

に使います。





ことわざから小説を執筆
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