鳥無き里の蝙蝠

 鳥無き里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)」は、

優れた人がいない場所で、つまらない者が威張ること をたとえたことわざです。


■ 意味


鳥がいない里では、鳥に似た蝙蝠(こうもり)が得意になって飛び回るというたとえから、

「優れた人がいないところで、たいしたことのない人が偉そうにする」という意味になります。


つまり、実力のない者ほど、競争相手のいない場所では威張りがちという皮肉を含んでいます。


■ 使い道の例文


職場などでの例


「あの人、上司がいないときだけ威張ってるね。まるで鳥無き里の蝙蝠だ。」


集団内の比較で


「小さな組織ではトップでも、外に出れば鳥無き里の蝙蝠だよ。」


自戒や皮肉を込めて


「周りのレベルが低いからって安心してると、鳥無き里の蝙蝠になるぞ。」





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