爪に火を灯す

 爪に火を灯す(つめにひをともす)

=「極端に倹約する」「ひどく節約して暮らす」という意味のことわざです。

昔、油代を惜しんで爪の脂に火をつけて灯りにしたという故事から来ています。


◆ 使い道(どんな場面で使う?)

1. たいへん節約して生活している人を表すとき


例:


彼は爪に火を灯すような生活をして、やっと学費を払った。


→ 必死の倹約を強調。


2. ぎりぎりの予算をやりくりしている様子


例:


今年は予算が少なく、爪に火を灯す思いでなんとか部活動を続けている。


3. 無駄遣いせず、極端に倹約していることを皮肉るとき


例:


あの人は爪に火を灯すほどの節約家だから、飲み会にもほとんど来ないよ。


4. 必死で資金を貯めている状況を描写


例:


家を買うために、二人で爪に火を灯すような暮らしを続けている。


◆ ニュアンス


非常に強い倹約(単なる節約ではなく、ケチに近いレベル)


経済的に苦しい人の描写にも使える


ほんのり古風な表現だが、文章でも会話でも使われる





ことわざから小説を執筆
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