角を矯めて牛を殺す
角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
=「小さな欠点を直そうとして、かえって全体をダメにしてしまう」という意味のことわざです。
牛の角の曲がりを直そうとして力を入れすぎた結果、牛そのものを傷つけてしまったという故事から来ています。
◆ 使い道(どんな場面で使う?)
1. 細部にこだわりすぎて全体を壊す行為を批判するとき
例:
デザインを少し整えようとして全体のバランスが崩れてしまった。まさに角を矯めて牛を殺すだ。
2. 完璧主義が裏目に出た状況
例:
書類の細かい文言を直すことにこだわり、締切に間に合わなかった。角を矯めて牛を殺す結果になった。
3. 教育や指導で、小さな欠点を強く責めすぎると逆効果
例:
部下の失敗を過度に叱ってやる気を失わせてしまうのは、角を矯めて牛を殺すようなものだ。
4. 経営・方針で、細かい改善が大きな損につながるとき
例:
コスト削減のために安い部品を使った結果、製品全体の品質が下がった。角を矯めて牛を殺す判断だった。
◆ ニュアンス
小さな欠点に目を奪われるあまり、本質や全体を見失うなという戒め
過剰な修正・改善の危険性を示す
少し堅めの表現で、ビジネス文書などでよく使われる
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