朝三暮四
朝三暮四(ちょうさんぼし)」の使い道は、
目先にとらわれて本質を理解しないこと、
または言い方や形を変えて相手をごまかすことを表すとき に使います。
元は「猿にエサの栗を朝に3つ、夕方に4つと言ったら怒ったが、
朝に4つ、夕方に3つと言うと喜んだ」という故事から来ています。
合計は同じなのに、表面だけで反応する愚かしさを指します。
◆ 意味
目先の違いに惑わされ、本質がわからないこと。
言い方・見せ方を変えてごまかすこと。
◆ 使う場面の例
◎ 目先の変化だけに騙される様子
「月会費が安いと言っても、年会費込みなら同じ。
それに飛びつくなんて朝三暮四だよ。」
◎ 言い換えて人をだます様子
「条件を変えたように見せかけて、実は負担は同じ。
彼の説明は朝三暮四そのものだ。」
◎ 本質を見ずに感情だけで判断する場面
「数字の並べ方を変えただけで印象が違うなんて、
まるで朝三暮四だ。」
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