死馬の骨を買う
死馬の骨を買う(しばのほねをかう)」は、
優れた人材や貴重なものを得るためには、まず誠意や本気度を示す行動を取るべきだ
という意味の故事成語です。
由来は、中国・戦国時代の燕の昭王が人材を求めた際、家臣がまず「名馬の骨」を高値で買い、
「本気で名馬(=優秀な人材)を求めている」という姿勢を世に示したという話から来ています。
使い道・使う場面
① 人材獲得・組織づくりの文脈
最も自然な使いどころ。
例
「優秀な人を集めたいなら、まず待遇を整えるべきだ。死馬の骨を買う、だね」
「実績のある人にまず投資するのは、死馬の骨を買う発想だ」
② 本気度を示す“先行投資”の説明
象徴的な行動を評価するとき。
例
「あの講師を招いたのは、死馬の骨を買う戦略だ」
「まずは小さくても実績を作ることが大事だ」
③ リーダーシップ論・経営論で
やや硬めの議論に向いています。
例
「理念だけでは人は集まらない。死馬の骨を買う覚悟が必要だ」
「最初の一歩は象徴的であるほどよい」
④ 小説・歴史物語向きの使い方
格調高い一言として映えます。
例
王は黙って黄金を差し出した。
それは死馬の骨を買う決断だった。
ニュアンスのポイント
「無駄な買い物」という意味ではない
戦略的な先行投資・誠意の可視化
やや知的・故事寄りの表現
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