獅子身中の虫
獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)」は、
内部にいて、内側から害を与える者(裏切り者・内通者)
を意味することわざです。
仏教説話に由来し、
“獅子の体を食い破る虫は、獅子の体内から生じる”
というたとえから来ています。
使い道・使う場面
① 組織内の裏切り・内通を表すとき
最も典型的な使い方。
例
「情報漏洩の原因は外部ではなく、獅子身中の虫だった」
「組織を弱らせるのは、内部の不正だ」
👉 政治・企業・団体などの文脈でよく使われます。
② チームや家族の内部対立を表すとき
少し比喩的に。
例
「最大の敵は外ではない。獅子身中の虫だ」
「内部崩壊こそ恐ろしい」
③ 批判的・警告的な文脈
危機管理の話に向いています。
例
「結束を乱す行為は獅子身中の虫になりかねない」
「内部監査が必要なのはこのためだ」
④ 物語・歴史描写
重厚で緊張感のある表現。
例
城が落ちたのは敵の力ではない。
獅子身中の虫が門を開いたのだ。
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