上知と下愚とは移らず
上知と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず) の使い道は、
人の本質的な知恵や愚かさは、簡単には変わらないということを述べたい場面です。
意味
孔子の言葉に由来し、
上知:生まれつき非常に賢い人
下愚:生まれつき非常に愚かな人
この両極端の人は、
教えや環境によっても変わりにくい、という意味です。
※「普通の人(中間)」は、努力や教育によって変わり得る、という含みもあります。
使う場面と例文
① 人材・教育の話題で
「どれだけ教えても理解しない人もいれば、少しの説明で悟る人もいる。上知と下愚とは移らずということだろう。」
② 組織や社会を冷静に見るとき
「制度を変えても、極端な人間は変わらない。上知と下愚とは移らずだ。」
③ 期待しすぎ・諦めすぎを戒める文脈
「全員を同じように導こうとするのは無理がある。上知と下愚とは移らず、中庸こそ育てるべきだ。」
使い方の注意
人を見下す表現になりやすいため、
日常会話では慎重に使う
評論・随筆・論説など、文章表現向き
直接人に向かって使うと、かなり辛辣
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