蛇の道は蛇
蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)」は、
同じ世界・同じ業界にいる者同士は、裏事情や抜け道を自然と知っているという意味のことわざです。
感心・皮肉・納得、どれにも振れるのが特徴。
使い道・使う場面
① 事情通・裏を知っている人を評するとき
「さすがだな」という感心寄りの使い方。
例
「やっぱり元営業は違うね。蛇の道は蛇だ」
「業界のことは、同業に聞くのが一番だな」
② 裏でつながっていることを察したとき
少し皮肉・含みを持たせる用法。
例
「なるほど、あの二人が組んでたのか。蛇の道は蛇、だね」
「話が早いと思ったら、同じ穴の蛇だったわけだ」
③ 悪事・不正が発覚したとき
負のニュアンスが強く出る使い方。
例
「裏の取引がすぐ見抜かれたのも、蛇の道は蛇だ」
「悪いことは、結局同類に見破られる」
④ 自嘲・内省として
自分も“そちら側”だと認めるニュアンス。
例
「こういう抜け道に気づくあたり、蛇の道は蛇だな……」
「長くやってると、勘で分かってしまう」
⑤ 文章・小説での使い道
含みのある一言として、とても映えます。
例
事情を見抜いたのは警察ではなかった。
蛇の道は蛇――同じ闇を歩いた者だけが知る勘だった。
使うときの注意点
褒め言葉にも悪口にもなる
文脈次第で「同類」「悪者扱い」に聞こえることあり
会話では
「いい意味でね」「皮肉だけど」
と前置きすると誤解を防げます。
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