弘法筆を選ばず
弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)」は、
本当に腕のある人は、道具の良し悪しに左右されない
という意味のことわざです。
「弘法」とは平安時代の僧
空海(弘法大師)のことで、書の名人として知られています。
使い道・使う場面
① 実力のある人を評価するとき
例
「どんな環境でも結果を出すね。弘法筆を選ばずだ」
「道具がなくても上手い人は上手い」
本物の実力をたたえる。
② 道具のせいにする人への指摘
例
「道具が悪いからできないって?」
「弘法筆を選ばずだよ」
軽い注意・戒め。
③ 自分を戒めるとき
例
「環境のせいにしてはいけない」
「弘法筆を選ばずだな」
自己反省。
④ 物語・文章で
例
彼は古びた筆を手に取った。
それでも見事な字を書いた。
弘法筆を選ばず、である。
ニュアンスのポイント
実力>道具
やや教訓的
ただし現代では少し皮肉にも使われる
注意(現代的な使い方)
実際には
良い道具の方が有利なのは事実なので、
「弘法筆を選ばず“とは言うけど”道具も大事」
のように、半分冗談で使うことも多いです。
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