去る者は日々に疎し
去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)」は、
別れた人や過ぎ去った出来事は、日が経つにつれてだんだん縁遠くなり、忘れられていく
という意味のことわざです。
時間の経過による“心の距離”を表す、やや寂しさを含んだ表現です。
使い道・使う場面
① 人間関係の変化を語るとき
例
「転校してから、昔の友人とも連絡を取らなくなった。去る者は日々に疎しだね」
「退職すると、会社との縁も薄くなる」
自然な距離の変化を説明するとき。
② 恋愛の別れ
例
「あれほど好きだったのに、今は思い出も薄れた」
「去る者は日々に疎しというものだ」
未練の消えていく心情。
③ 組織・権力の移ろい
例
「かつての人気者も、引退すれば話題に上らない」
「去る者は日々に疎しだ」
世の無常を語る場面。
④ 物語での情感表現
例
毎日会っていたはずの顔も、
今では輪郭さえ曖昧だ。
去る者は日々に疎し――それが人の心なのだろう。
ニュアンスのポイント
哀愁・無常観を含む
恨みよりも「自然な風化」
責める言葉ではない
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