鼎の軽重を問う

 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)」**は、


その人や組織の権威・実力・地位を軽く見て、挑戦したり評価したりすること


または


実力もないのに大きな権力や地位を狙うこと


を意味することわざです。


由来は古代中国で、国の権威の象徴だった「鼎(かなえ)」の重さを他国の君主が尋ねた故事にあります。


使い方の例

1. 権威ある存在に挑戦する場合

「創業間もない企業が業界最大手に真っ向から挑むとは、まさに鼎の軽重を問う行為だ。」

「新人議員が党首の力量を公然と批判し、鼎の軽重を問うような発言をした。」

2. 身の程をわきまえない挑戦をする場合

「経験の浅い彼が社長の座を狙うとは、鼎の軽重を問うつもりなのだろうか。」

「まだ実績もないのに業界の第一人者を評価するとは、鼎の軽重を問うようなものだ。」

注意点


現代では日常会話で使われることは少なく、新聞の論説や政治評論、歴史小説などで見かけることが多い表現です。


例えば、


「彼は部長に反抗した。」


よりも、


「彼の発言は、部長に対して鼎の軽重を問うものだった。」


のように、権威への挑戦や力量への疑義を格調高く表現するときに使われます。





ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 


コメント

このブログの人気の投稿

欲に目が眩む

知らぬが仏

雀の涙