偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず

 偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず(えんそ かわに のめども はらを みたすに すぎず)」は、


どれほど大きな富や機会があっても、人が実際に得られるものには限りがある。自分の分に応じて満足するのがよい。


という意味の故事成語です。中国の『荘子』に由来し、「もぐら(偃鼠)が大きな川で水を飲んでも、お腹いっぱい以上には飲めない」というたとえです。


使い道


このことわざは、欲張りすぎないことや身の丈に合った満足を勧める場面で使います。


① お金や財産について


「大金持ちになっても、一人で使えるお金には限りがある。まさに『偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず』だ。」


② 出世や地位について


「役職ばかり求めても、責任ばかり増えることもある。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずという言葉を思い出した。」


③ 買い物について


「セールだからと何でも買っても結局使い切れない。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずだね。」


④ 他人と比較してしまうとき


「人と比べてばかりいてもきりがない。偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎずというように、自分に必要な分を大切にしたい。」


使うときの注意


このことわざは、相手に対して使うと「身の程を知れ」と受け取られることがあるため、自分自身への戒めや、人生観を語る場面で使うほうが自然です。





ことわざから小説を執筆
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