一斑を以って全豹を卜す

 一斑を以って全豹を卜す(いっぱんをもってぜんぴょうをぼくす)」は、物事の一部分だけを見て、全体を判断するという意味です。特に、「少し見ただけで全体を決めつけるのは危険だ」という戒めとして使われます。


使い方のポイント


たとえば、こんな場面で使えます。


人を判断するとき

「一度の失敗だけを見て、彼は仕事ができない人だと決めつけるのは、一斑を以って全豹を卜すというものだ。」

商品や店を評価するとき

「一品食べただけで、この店の料理は全部まずいと判断するのは、一斑を以って全豹を卜すことになりかねない。」

ニュースや情報について

「一つの事例だけを取り上げて、社会全体がそうだと考えるのは、一斑を以って全豹を卜す判断だ。」

人間関係で

「彼の一度の失言だけで性格まで悪いと判断するのは、一斑を以って全豹を卜すことだ。」

現代的に言い換えると


「一部分だけを見て、全体を決めつける」

「一つの例だけで全体を判断する」


という感じです。


なお、一般には 「一斑を見て全豹を卜す」、「一斑を見て全豹を知る」という形もあります。『晋書』王献之伝に由来する故事成語です





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