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立て板に水

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 立て板に水(たていたにみず)」 ということわざの使い道は、話し方や弁舌が非常に滑らかで、よどみなく続く様子を表す場面です。 意味 立てた板の上を水が勢いよく流れ落ちるように、 言葉が次々と途切れず、すらすらと話すことのたとえです。 使う場面・例文 話が上手な人を評価するとき 「彼の説明は立て板に水で、とても分かりやすかった。」 演説・プレゼン・司会などを評するとき 「司会者の進行は立て板に水で、会が滞りなく進んだ。」 よくしゃべる様子を描写するとき 「彼女は質問されると、立て板に水のように答え始めた。」 ニュアンスと注意点 話し方の滑らかさを褒める言葉 内容の正しさや誠実さを保証するわけではない 場合によっては  「口が達者」「弁が立つ」という皮肉として使われることもある ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 

蓼食う虫も好き好き

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 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)」 ということわざの使い道は、人の好みや価値観はそれぞれ違い、他人の好悪を一概に否定できないことを表す場面です。 意味 苦い蓼を好んで食べる虫もいるように、 人の趣味・嗜好・感じ方は千差万別であるというたとえです。 使う場面・例文 他人の趣味を尊重するとき 「私はあの映画は苦手だけど、好きな人も多い。蓼食う虫も好き好きだね。」 好みの違いを受け入れる場面 「辛い料理が好きなんて信じられないが、蓼食う虫も好き好きということか。」 評価が分かれる人物・作品について 「彼の服装は独特だが、支持する人もいる。蓼食う虫も好き好きだ。」 ニュアンスと注意点 相手を否定せず、距離を保って認めるときに使う やや突き放した響きがあるため、 直接本人に言うと失礼になる場合もある 評論・随筆・会話など、日常的な文脈向き ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 

棚から牡丹餅

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 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)」 ということわざの使い道は、思いがけない幸運や、苦労せずに得た利益を表すときです。 意味 何の努力もしていないのに、偶然よいことが起こること。 棚の上から、好物の牡丹餅が落ちてくるような思いがけなさをたとえています。 使う場面・例文 予想外の幸運に恵まれたとき 「応募したことも忘れていた懸賞に当たった。まさに棚から牡丹餅だ。」 偶然の出来事で得をしたとき 「たまたま欠員が出て昇進が決まったのは、棚から牡丹餅のような話だ。」 苦労せず成果を得た人を評するとき 「努力せずに成功したわけではないが、結果だけ見れば棚から牡丹餅に見えるかもしれない。」 注意点 基本的に幸運を喜ぶ表現だが、 文脈によっては「運が良すぎる」「ずるい」という皮肉が混じることもある 公的・改まった場より、日常会話や文章表現向き ことわざから小説を執筆
#田記正規 #読み方 #家族 #実家 #会社 

他人の疝気を頭痛に病む

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 他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)」 の使い道は、他人の心配を必要以上に自分のことのように気に病むさまを表すときに使います。 ◆ 意味 「疝気(せんき)」=腹痛のこと 他人のお腹の痛みを、自分が頭痛になるほど心配する → 他人のことに過剰に心を痛めてしまうことのたとえ 良い意味でも悪い意味でも使えますが、 多くの場合 “心配しすぎ”“お節介” といったニュアンスが含まれます。 ◆ 使う場面・例文 ● 心配性の人に対して 「彼はいつも、他人の悩みに深く入り込みすぎる。 他人の疝気を頭痛に病むタイプなんだよ。」 ● 他人事に過剰に反応してしまう自分を自嘲して 「隣の部署のトラブルなのに、こっちまで気を揉んでしまった。 まったく、他人の疝気を頭痛に病むとはこのことだ。」 ● お節介ぎみな人への軽い注意として 「そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。 他人の疝気を頭痛に病む必要はありません。」 ◆ 創作・文章での使いどころ 登場人物の「過度な優しさ」や「心配性」を描写する 他人の問題に必要以上に踏み込む性格を表現する 物語の会話で、他者への気遣いの度が過ぎた場面に挿入する ことわざから小説を執筆
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旅は道連れ世は情

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 旅は道連れ世は情(たびはみちづれ よはなさけ)」 の使い道は、困難な状況や日々の生活では、助け合いや思いやりがとても大切だということを述べるときに使います。 ◆ 意味 旅では道連れ(仲間)がいると心強い。 世の中を生きるには人情(思いやり)が大切。 この二つを合わせて、 人は一人では生きていけず、協力や親切が支えになるという意味になります。 ◆ 使い方のポイント 助け合いの大切さを強調したいとき 協力すれば乗り越えられる、と励ますとき 人とのつながりが心の支えになる、という文脈 ◆ 日常での例文 ◎ 仕事で 「初めての出張で不安だったけど、先輩が一緒だったから安心でした。 旅は道連れ世は情ですね。」 ◎ プロジェクトで助けてもらったとき 「みんなが手伝ってくれたおかげで完成したよ。 ほんと、旅は道連れ世は情だ。」 ◎ 新生活で支えられたとき 「引っ越したばかりで不安だったけど、隣人がよくしてくれて助かったよ。 まさに旅は道連れ世は情。」 ことわざから小説を執筆
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卵に目鼻

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 卵に目鼻(たまごにめはな)」 の使い道は、顔立ちや姿が整っていて美しいことをほめるときに使います。 ◆ 意味 卵のように丸くつるんとした形に、目鼻をつけたように整った顔立ち。 そこから転じて、非常に美しい人・可愛らしい人を形容する表現。 ◆ 日常での使い方例 ◎ 美人・可愛い人を褒めるとき 「あの子は本当に卵に目鼻のような美人だね。」 「生まれたばかりなのに、卵に目鼻のように整った顔をしている。」 ◎ 品のある美しさを表すとき 「店員さん、卵に目鼻のような上品な顔立ちだった。」 ◆ 創作での使いどころ 物語で人物描写を行う時に、 「きれい」「可愛い」だけでは伝わらない、 端正で整った顔のニュアンスを出したいときに便利。 ことわざから小説を執筆
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玉に瑕

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 玉に瑕(たまにきず)」 の使い道は、ほとんど完璧なのに、ほんのわずかな欠点があるという状況を表したいときに使います。 ◆ 意味 宝石の“玉”に傷があるという意味から、 長所や美点が多いものの、惜しい小さな欠点があること。 ◆ 日常での使い方例 ◎ 性格や能力を評価するとき 「彼は優秀で明るいけど、時間にルーズなのが玉に瑕だね。」 ◎ 物・商品を評価するとき 「この家は立地も広さも最高。ただ駅から少し遠いのが玉に瑕。」 ◎ ほめつつ、軽い欠点を添えるとき 「料理は完璧。でもちょっと味が濃いのが玉に瑕かな。」 ことわざから小説を執筆
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