秋の扇

 秋の扇(あきのおうぎ)」は、夏には重宝された扇も、秋になって涼しくなると必要なくなることから、愛情や関心が薄れて、相手にされなくなることのたとえとして使われることわざです。


1. どんなときに使うの?


主に、次のような場面で使います。


恋愛で:以前は大切にされていたのに、相手の気持ちが冷めてしまったとき。


人間関係で:必要とされていた人が、状況が変わって相手にされなくなったとき。


仕事や世間の評判で:以前は人気があった人が、人気を失ってしまったとき。


2. 使い方の例文


① 恋愛の場合


「彼は付き合い始めたころは彼女を大切にしていたのに、最近は冷たくなった。まるで秋の扇だね。」


② 人間関係の場合


「困ったときには頼ってきたのに、用事が済んだら連絡もくれない。まさに秋の扇だ。」


③ 人気や評判の場合


「一時は大人気だった芸能人も、今では話題にされなくなり、秋の扇のようになってしまった。」


3. 似た意味の言葉


用済み:必要な用事が済んで、もう必要なくなること。


お払い箱:不要なものとして扱われること。


盛者必衰(じょうしゃひっすい):栄えている者も、いつかは衰えるということ。


ただし、「秋の扇」は特に、以前は愛されたり重宝されたりしていたのに、今は見向きもされなくなったという、寂しさや冷遇のニュアンスがある言葉です。




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